私立里見女子学院高等部は
あらゆるジャンルでの優秀な人材の育成を目的とした全寮制女子高である。
スポーツ推薦、文化推薦、文学推薦などで入学する推薦組
一般試験を合格し入学する外部組、中学から続けて通う内部組がいて
それぞれが干渉することはあまりない。物語は、推薦組を中心として進んでいく。

校則について(代表的なもの)

男女交際は一切禁止されている。
もし、男女交際がばれると、一ヶ月の謹慎処分、酷い時には退学ということもある。
ただし、外部生に限り、入学時にいる場合は申請を出すことでのみ許される。
躾制度がある。
この学園には「躾」という学生の自主運営の制度がある。
これは、過去に厳しい校則を突きつけられていた生徒らが立ち上がり、自由な校風にすることを求めた結果できた制度である。
誰が誰を指導してもよく、一年生であれ、先輩を躾けることができる。
ただし、一人の生徒に対し、躾をできるのは一人だけである。
躾制度を利用し虐めを働くと、退学処分が下される。
部活には必ず所属しなければならない。
学園には、400もの部活動が存在し、それのいずれかに所属しなければならない。
っていうか、400もあれば、絶対にやりたい部活はあるはずである。
ちなみに、部活中のみ推薦組、外部組、内部組の枠は消える。

生徒会について

私立里見女子学院高等部では、生徒の自立を促すため生徒に一任されていて、先生が干渉することはない。
生徒の間で生徒会は極悪生徒会と呼ばれている。

里見寮について

二人一部屋で、推薦組、外部組、内部組それぞれが別棟になっていて、生徒会が24時間体制で管理している。
一週間に一度食料が支給され、生徒達はそれらで料理をして生活するので、
料理が出来ない一部の生徒から不満があがっている。
門限は特にないが、外出することを厳しく規制されている。